令和7年12月16日(火)
今回は「メンタルヘルスとハラスメント」の社内研修会が開催されたのでご紹介いたします。
講師は岩手県産業保健総合支援センターの山田様に来ていただきました。

プログラムは講演とグループ討論の2部構成で行われて、「なんちゃって研修・・・」を想像していた私には・・・・・・すいません、ちょっとなめていました(._.)
このメンタルヘルス、厚生労働省の調べでは社会人の58%の人が不安・ストレス・悩みを抱えておりそのうちの1割が精神疾患を患っているとのことです。
また、この原因の多くは上司との関係において発生することが多く、年々患者数は増加しているようです。
ハラスメントは13種類もあり、現代の社会生活のひずみの表れではないかと……
中には聞いたことのない言葉がありました。
ハラスメントの代表的なものは「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」がありますが、時代を反映した『パタニティハラスメント』という言葉を初めて聞きました。勉強不足を反省します。

この『パタハラ』・・・男性が育児休業や時短の制度を使う際に嫌味を言われたり不当な処分を受けたりすることのようです。
昭和生まれの自分でも少子化の進む日本で子どもは会社、地域ぐるみで支援しないといけないと思っているので、パタハラをする方はどのような見識をお持ちなのか??
昭栄建設では、介護・育児に関する制度は整っていますし、しっかり運用されていますのでこの場を借りてPR致します!🙇🏻♂️
講話の後は5つのハラスメントの事例研究をグループに分けて討議しました。
どの事例も建設業者において想定されるもので、皆さん真剣に意見を出し合っていました。

ただ、このハラスメントは受け取る側の生活環境や性格、感性、そして言った側の言い分など複雑に絡み合いグレーな面も現実社会ではあります。
同じことを言ってもこの人には冗談で済むけど、別の人にはハラスメントに解釈される・・・なんてこともあり得ます。
まあ、そもそもそんなグレーな言葉を使うな!…という事ですかね😓
いずれ、相手を思いやる気持ちがあれば最悪の事態にはならないのでは・・・?
人間として成長しないといけない・・・なんて考えさせられました。
研修担当の方々、産保センターの山田様、ありがとうございました。