平成27年度昭栄会視察研修

昭栄会視察研修として、日頃からお世話になっております協力企業の方々と、当社社員含め、総勢18名で行ってまいりました。

10月27日(火)~29日(木)の2泊3日の行程で、視察先は、黒部ダム、三協アルミ㈱、永平寺を巡りました。

お写真と、同行した社員の感想をあわせてご紹介いたします。

<黒部ダム>

着工1956年、竣工1963年 総工費 建設当時の費用で513億円。
作業員数 約1000万人。

水力発電の目的で北アルプスに囲まれた地上約1500mの位地に建設された。
公表では171人の労働災害による犠牲者とあるが、実際には、当時の囚人も労働しており、数えきれないほどの人が亡くなったと聞き、今では考えられないと思った。
残念ながら放水の期間にはあたらず、見ることはできなかったが、あれだけの大きなダムを7年という期間で創り上げた当時の方々に深い感銘を受けるとともに、亡くなられた方へのご冥福をお祈りし慰霊碑にてを合わせてきた。

<三協アルミ本社>
富山にある新湊工場に視察に行き、東京ドーム約9個分という広さに全員が驚いた。
実際に働いている方に聞くと、遠すぎて移動はすべて車とのこと。

工場にはいくつかの種類があり、保管、カット、押し出し、加工など、各持ち場の無駄のない一連の流れ作業に一同感動した。

残念ながら工場内の撮影許可がおりなかった。普段生活していて何気なく見ている多くのアルミ製品が、富山から出ていることに驚いた。

<永平寺>
住職になるために100人以上の修行僧が暮らす永平寺には、生涯2回しかくぐる事ができない門があり、将来住職を目指すために入門する時に1回、夢 を叶え修行を終えた者、もしくは夢を諦めた者が1回。合計2回しか許されないという。その門は釘を一切使わずに創り上げられたという。

撮影は叶わなかったが、天井には、先人たちの描いた絵で埋め尽くされており、独特な雰囲気だった。

案内してくださった修行僧の方も、「いったん観光気分は置いていただき」と言っていたように、我々も研修視察できていたので、益々、身が引き締まる思いだった。

おかげさまで、大変有意義な視察研修となりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

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