令和5年2月16日(木)から18日(土)までの3日間、昭栄会視察研修旅行に行ってきました。
コロナ禍のため、3年ぶりの実施です。
皆様、確認しておきますがあくまでも「研修」旅行で、決して「観光」ではありません。
確認するあたりからなにか怪しいと思っている?…(^^;
16日初日、花巻空港で全会員様に抗原検査を実施してから…
空港の入り口で20名が全員で抗原検査…やはり異様な雰囲気ですが『絶対感染しない、させない』
この姿勢、褒めて下さい。
さて、花巻から伊丹経由で熊本空港へ。
早速歴史的な建造物「八千代座」(熊本県山鹿市)へと一行は見学してまいりました。
施設案内ガイドさんも当方が建設業界の団体だとわかると、説明は歴史から構造までいろいろとお話ししていただきました。…ありがとうございます。
(※近場では秋田県の小坂町に「康楽館」があります。)
17日(2日目)は今回の視察研修のメインとも言える熊本城~長崎雲仙災害記念館へと
熊本大震災は、2016年4月14日21時26分以降に発生したもので、震度7を記録したものです。
当時死者が273人、負傷者が2809人という記録が残っています。
地震と言えば、私たちの記憶の中では東日本大震災が未だに思い出されます。
そこは地震大国ニッポン、南国九州でもこのような大震災が発生して多くの方々が被災したこと…現場に行ってみないとわからないことが沢山ありました。(+_+)
熊本城は現地でガイドさん…(市民ボランティア?風の博識ガイドさん2名)が震災のこと、熊本城の歴史はもとより、「奇跡の一本杉」ならぬ「奇跡の一本石垣」などさまざまな説明をしていただきました。
興味深い話が沢山あったのですが、私の一日に聴ける許容量を超えてしまい、片方の耳からは情報が零れ落ちていました…ガイドさんお許しください(T_T)
さて、ガイドさんの説明は我々が建設業界の者だとわかると、かなりマニアックなお話をして頂いたのですが、その話は、「石垣」についてでして…
昭栄会の皆様も困惑(=_=) それでも皆さんさすが紳士…しっかり傾聴していました。
今の熊本城は、1960年全面改修工事により地下数十メートルまで基礎杭を打ち込んでいたことにより、大震災でも原型をとどめることができたそうです。
※SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造、RC(鉄筋コンクリート)造、S(鉄骨)造の混構造で改修
震災以後は崩れた石垣を一つ一つ同じ形状に削り積み上げて修繕しています。
当初2037年に復興工事が終了する予定でしたが、予想以上にこの作業が困難であることから最終2052年になるとのことでした。
今回参加した昭栄会の皆様完成をみることがかなわないかもしれません…残念
2日目午後からは雲仙岳災害記念館へ・・・
熊本港からフェリーに乗り、長崎県島原市にある「雲仙岳災害記念館」へ
災害があった当時の様子を再現した映像や被災した乗り物や生活道具などが展示され、皆さん真剣にご覧になっていました。
3日目、長崎空港から伊丹経由で花巻空港へ