3月6日に昭栄会第43期第2回の調査研究会を開催しました。
この調査研究会、業界の新たなトレンドや技術について昭栄会の皆さんと学び今後の業務につなげていくことを目的としております。
前回は岩手マイタックの上野様からCIM(Construction information modeling)について講演をいただいております。
今回は「激甚化・頻発する災害と国土強靭化は」というテーマで岩手パブリックの小山副社長に講演いただきました。

本講演は国土交通省で40年、東北地域づくり協会で6年の経験を持つ小山氏によるもので、近年の日本における災害の激甚化・頻発化を背景に「国土強靭化」の重要性が高まったことを指摘しておりました。
特に平成20年6月の岩手・宮城内陸地震時に施工中であった胆沢ダムでの被災状況と、その後の復旧対応について写真を交えながら詳細に解説していただきました。
仮排水トンネルの閉塞や堤体・洪水吐のクラックを具体的な被害に対し、委員会を設置し、様々な対策工法を迅速に検討・実施した家庭が語られ当時の大変なご苦労が眼に浮かぶようでした。
また関連する話題として、国土強靭化5ヵ年計画、建設業界が直面する担い手不足や生産性の向上の課題、労務単価の問題、そして今後の公共事業の見通しなどにも幅広く話をいただきました。

今年3月11日は東日本大震災後から15年を迎える年です。これまで経験してきた災害から建設業界が災害時に取るべき行動を改めて見つめなおす機会になればと…
また建設業の人材不足は深刻で過去30年間で就業者は3割減って、また高齢化が著しく進行しています。現在の業務量を維持するためにはますます生産性の向上が必要であることは間違いありません。
今回は貴重な講演聴くことができ感謝しております。
小山様、この度はありがとうございました。