5月29日、所長会議の一環として、株式会社ワキタ 盛岡営業所様の協力でICT機器の体験会を行いました。
当日はまず、現場事務所にて体験する2種類の機器について説明がありました。いずれも重機に取り付けて作業者の補助となるマシンガイダンス機器ですが、それぞれのメリット、デメリットを理解し、現場の状況にあわせて使い分けることが大事とのこと。
その後、現場にて実機を使用した操作方法の解説を受けました。
用意されたのはバックホーに装着し測量機器で重機の位置を特定するタイプとGPSで重機の位置を特定するタイプの2種類で、それぞれ現場での初期設定方法から実際の操作方法まで説明していただきました。
ワキタ様のデモの後は、実際に当社の社員が搭乗して実機体験を行いました。
ブログ担当Sはバックホーに乗ったことがないため、遠くで眺めることしかできません……。
それはさておき。このマシンガイダンス、車内に設置されたモニターに施工箇所のデータが表示されており、そのガイドにしたがって掘ればいいので、現場において時間を要する丁張作業がいらなくなるというすぐれもの。
しかしモニターに注視しながらの操作は想像よりも難しく、使いこなすにはオペレーターの習熟がある程度必要との声も聞かれました。
体験会を終えた後の所長会議では、自分の現場でも導入してみたい等の前向きな声が多く聞かれました。
普段重機に接する機会の少ない事務方の担当Sとしても貴重な体験となりました。
今後もこうした勉強会の場を設け、新技術への理解を深める場としたいと思います。